Threads投稿ツールの手順・注意点・制約まとめです。
複数アカウント運用のおすすめ
Threadsアカウントごとにスプレッドシートをコピーして運用すると、GASトリガー枠を分散でき、運用が安定しやすくなります。
例:アカウントA → シートA(トリガー20件) / アカウントB → シートB(トリガー20件)
このツールはThreads APIを呼び出して投稿します。そのため最初に「アクセストークン」(API利用の鍵)が必要です。
取得方法はマニュアルシート左上のリンクへ
「マニュアル」シートの左上に、画像付きの詳細な取得手順記事へのリンクがあります。リンク先の手順どおりに作業してアクセストークンを取得してください。
設定シートへの入力
例:プロフィールURLが https://www.threads.com/@account_ID の場合、アカウントIDは account_ID です。
シート名は変えないでください
GAS側でシート名(マニュアル/投稿/投稿履歴/設定)を参照している場合があります。変更すると動かなくなる可能性があります。
「投稿」シートで、各列に必要事項を入力して右側の「投稿」ボタンを押します(図形に関数が割り当てられています)。
入力列の意味
投稿文と添付は「どちらか必須」
B列(投稿文)またはC列(添付)のどちらかは必ず入力してください。
画像/動画の指定方法は3通り。複数指定は半角カンマ区切りです。
# 例(複数添付)
sample_image.png, https://drive.google.com/file/d/XXXX/view, https://example.com/image.jpg
Driveファイル名指定は「画像のみ」
Drive内ファイル名での参照は、画像ファイルのみ対応です。動画は公開URL/共有リンクで指定してください。
日時指定
D列に 年-月-日-時:分 形式で、半角数字・半角記号で入力します。 (ハイフンとコロンも半角)
例:2024-5-20-15:08
ランダム日時
D列に 1〜365 を入力すると、現在時刻から指定日数以内のランダムな日時に予約します。
例:5 → 現在から5日以内のランダムな日時
予約投稿は遅延する場合があります
GASトリガーで実行するため、指定時刻より1〜2分遅れる場合があります。また、短間隔(例:1分おき)の予約は一部実行されない可能性があります。
本ツールでは、1投稿につき1つのリプライまで同時に投稿できます。
投稿本文(B/C)で概要を、リプライ(E/F)で補足情報や導線(URL等)を載せる運用が便利です。
リプライは「投稿処理が完了した後」に実行
まず投稿が成功し、その後リプライ処理が走ります。G列ステータスで進行状況を確認できます。
アクセストークンの自動更新を有効にすると、運用の手間が減ります。ただし設定ステップは少し難しめです。
設定方法(概要)
※自動更新を有効にすると、同時予約投稿は最大19件になります。無効の場合は最大20件です。
トークンが無効な場合は更新できません
有効期限切れ等で無効になっている場合、更新処理が失敗することがあります。
投稿内容の制約(文字数・添付形式・容量など)はThreads APIの仕様に準拠します。
テキスト
予約数
画像(1個あたり)
動画(1個あたり)
添付数上限
画像と動画は合計10個まで指定可能です。投稿とリプライでそれぞれ上限があります(例:投稿に10個、リプライに10個)。
Threads API:Threadsの機能(投稿など)を外部から呼び出す仕組み。
アクセストークン:API利用のための鍵。誰の権限で投稿するかを示す認証情報。
GAS(Google Apps Script):Google製のスクリプト環境。スプレッドシートの自動化に使う。
トリガー:GASを定期的に実行する設定(時間主導型など)。予約投稿やトークン更新で利用。
公開URL:誰でもアクセスできるURL。添付の参照に使える。
共有リンク(Drive):Googleドライブファイルを共有したときに得られるURL。アクセス権の設定に注意。
再配布・改良OK / ライセンスなし
スプレッドシートの複製、GASの改良、再配布が可能です。ライセンス表記や制限は一切ありません。